8月12日 視察研修会  NPO法人民間稲作研究所


 

協議会のメンバー31名は、稲作技術指導で有名な、稲葉光國氏をたずね、栃木県にある民間稲作研究所/上三川有機農業推進協議会に視察に行ってきました。

 

9:00に小川町を出発。お盆のUターンラッシュもあり、ちょっと遅れ気味の昼食となりました。

 

13:30 NPO法人民間稲作研究所の理事長稲葉さんと合流し、視察開始。

いくつもの圃場を見学させていただきました。

 

圃場見学の様子

見学した圃場は慣行農業から有機に転換したものでした。

 

田植え後、1回も田んぼに入らす=草取りもせず、追肥もせず、もちろん除草剤や化学農薬も投入せず、収穫するといいます。収量はおおよそ7俵/反ほどを見込んでいるそうです。

 

「有機農業は草との戦い」

と言う言葉を良く耳にしますが、「技術」で戦い、草取りという労働では戦わないと言うことなのです。

 

まさに「除草剤を使わない稲づくり」を実現している、

その秘密 いや、 技術は?

 

・冬期湛水水田

・時期をあけた2回以上の代掻き

・成苗での1本植え

・田んぼに入らない

 

*この独特の技術、専門的なことについては、民間稲作研究所のHPや書籍をご覧ください。http://inasaku.or.tv/kenkyujo/

 

 

写真は、民間稲作研究所の事務所兼宿舎(民間稲作研究所/上三川有機農業推進協議会では研修生を受け入れています)

 

施設の表には太陽光発電用パネル(視察の火にはまだ設置されておらず。もうすぐだそうです)

裏には発酵熱を使用した床暖房装置がつく予定だとか。エネルギーも自給する施設です。

 

煙突がついているものは、パン焼き釜。

釜のレンガは自家製! 事務所近くの土から作ったそうです。